作品名 | 『お点前』 |
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作品説明 | 着物の柄に本金盛上げという技法を用いた、とても豪華な博多人形です。 着物は茶系の落ち着いた色ですが、それが本金盛上げで描かれた花柄をより一層輝かせています。 顔立ちは優しく、その佇まいからは、日本人がもつ優美な雰囲気を見事に表現した作品です。 |
作家 | 伝統工芸士 『植木 進』 略歴等 昭和35年より現在の仕事に従事。昭和58年度に伝統工芸士に認定される。 素焼の生地を生かした、透明感がある淡彩の彩色と細かい盛上げ手法を用いて本金(22金)をみがきあげる彩色を得意とする。 主な作品 『水鏡』 『薫風』 『羽衣』 『幸あれ』 『お点前』 『春の宵』 『祝鶴』 『花の香』 『誉れ』 『青空高く』 『五月晴』 『千寿雛』 受賞歴 昭和47年 通商産業大臣賞 昭和58年 内閣総理大臣賞 平成12年 内閣総理大臣賞 平成14年 経済産業大臣賞 平成16年 国土交通大臣賞 平成21年 国土交通大臣賞 平成25年 国土交通大臣賞 |
材質 | 陶器 |
サイズ | 22cm(人形のみの高さ) |
付属品 | ・作札 ・黒塗り飾り台 |
お手入れ 方法 | 博多人形は水拭きできませんので、ほこりをかぶらない場所に飾って頂くか、ガラスケースに入れて飾って頂くと、より永く綺麗な状態を保てます。 博多人形は素手で扱わず、布や紙をあてて取り扱ってください。 ホコリは、綺麗なハケのようなほさきで静かに軽くなでるように扱ってください。 濡れた布などで拭かないようにしましょう。 |
注意事項 | ・彩色等は手描きの為、人形の顔立ちや柄が写真とは異なる場合がございます。また、お使いのパソコンのモニタの設定により、写真と実物の色合いが異なる場合がございますので、予め御了承下さい。 ・当店では店舗販売も行っておりますので、在庫有り表示の商品でも時間差により既に売り切れとなっている場合がございます。 その際からご連絡を差し上げますので、予めご了承下さい。 ・再入荷につきましては、作品や注文時期によって数日から数ヶ月かかる場合がございます。 |
別売りでこの博多人形に合うガラスケースもございます | ||
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自社工場でひとつひとつ丁寧に作り上げる、歪みやガタつきの少ない人形用木製前扉式ガラスケースです。 前面が扉式となっている為、人形の出し入れが簡単に出来、気分に合わせて人形を入れ替えたりする事も出来ます。 |
《博多人形とは》 |
博多人形の歴史は古く、1600年黒田長政(黒田官兵衛の嫡男)の筑前入国に伴って多くの職人が集められ、その職人たちから素焼き人形が生れ、現在の伝統工芸の礎がつくられたといわれています。 江戸時代の後半に、正木宗七(焼)や中ノ子吉兵衛、白水武平といった名工たちが活躍して業界は活況を呈し、全国に流通するようになりました。 明治になり、パリなど国際的な博覧会で高い評価を受け、日本を代表する人形として「博多人形」の名で知られるようになり、海外へも輸出されるようになりました。 現在、博多の街角で人々は人形師の鼓動に出逢う事ができます。博多の街のあらゆる所でレリーフや催事、施設などが存在します。それぞれの歴史や背景を知るにつけ、博多に根づく博多人形への熱い思いが伝わってきます。 |